プロフィール

 シマナリは1962年生まれ。

 出身は、兵庫県南西部。
播州平野を流れる揖保川沿いの低い山と田んぼに囲まれた小さな村で次男として生まれ育ちました。

 19歳で芸術家を志し東京へ。
時代はバブル景気まっただ中。そんな20代のある日、開発のための造成で伐採される木々を目にして、伐採され捨てられる木を使って作品を作ろうと決意します。

平成4年、東京青梅の山奥に工房を構え、専門学校の非常勤講師やアルバイト、それから木工所を生業にして ここまでなんとか個展を中心に作品を発表し続けています。

 そして時代は、昭和から平成、令和へ。
すっかりオッサンになった私を待ち構えていたのは、農家の高齢化と農業従事者の減少です。

 私の生まれ育った兵庫の村も 例外ではなく 農家の農業離れが進み 田んぼを作らない農家が増えてきました。
村の作らない田んぼを 田んぼを作る農家が代わりに作る。
わが生家も 作られなくなった田んぼを引き受けて 今では作付面積が30年前の6倍です。
その田んぼを今 兄貴と二人で作っています。

なぜ、次男の私が 兄と米作りをするのか?
最大の理由は、兄貴ひとりでは、大変だからです。
そして私が 割と時間に拘束されない仕事をしているからです。

他にもいろいろ理由はありますが、私が木で作品を作るようになった理由と 根っこは同じだと思います。
茨の道を歩いてみたい性格なんです。

そして 木彫もお米もそうですが ものを作ることが好きなんです。

木彫は すでに開設の「シマヅヨウの木彫サイトNARI」をご覧下さい。

そして 人生の後半にはじめた「おこめ兄弟の米作り」をこのブログで発信していきたいと思います。

どうぞ宜しく。